先日、道東を観光した際にたまたま通り道だったこともあって、「知床五胡」の景色を眺めに行ってきました。
道東は観光名所が非常に多いエリアで有名ですが、その中でも知床は世界遺産に認定されるほど多くの人たちを魅了してきた日本屈指の絶景スポットです。
少し到着が遅くなってしまったので一部施設は入れませんでしたが、今回は「知床五胡」を実際に見てみたレポートと、施設の概要などについてご紹介したいと思います。
知床五胡 営業(入場)時間・利用期間
- 営業(入場)時間
4/20 – 7/31 五胡駐車場 8:00 – 18:30 知床五胡FH 8:00 – 18:00 知床五胡パークサービスセンター 8:00 – 17:00 8/1 – 8/31 五胡駐車場 7:30 – 18:30 知床五胡FH 7:30 – 18:00 知床五胡パークサービスセンター 8:00 – 17:00 9/1 – 9/15 五胡駐車場 7:30 – 18:30 知床五胡FH 7:30 – 17:30 知床五胡パークサービスセンター 8:00 – 17:00 9/16 – 9/30 五胡駐車場 7:30 – 18:00 知床五胡FH 7:30 – 17:00 知床五胡パークサービスセンター 8:00 – 17:00 10/1 – 10/20 五胡駐車場 7:30 – 17:30 知床五胡FH 7:30 – 16:30 知床五胡パークサービスセンター 8:00 – 17:00 10/21 – 10/31 五胡駐車場 8:30 – 17:00 知床五胡FH 8:30 – 16:00 知床五胡パークサービスセンター 8:30 – 16:30 11/1 – 11/8 五胡駐車場 8:30 – 16:30 知床五胡FH 8:30 – 16:00 知床五胡パークサービスセンター 8:30 – 16:30 ※FHは「フィールドハウス」の略です
- 利用期間:4月下旬~11月下旬(予定)
(注)執筆時点の情報につき、諸事情で変更となっている場合もあります。最新情報は斜里町観光協会からご確認ください。
知床五胡 場所・電話番号
「知床五胡」の場所はこちらです。
知床五胡 施設の場所・電話番号
- 住所:〒099-4356 北海道斜里郡斜里町大字遠音別村
- 電話番号:0152-24-3323
- アクセス:Googleマップで見る
知床五胡へアクセスするには、国道93号線を真っすぐ進むだけなので非常にわかりやすいです。
ただし、国道93号線に合流するまでに通る334号線は基本的に峠なので、峠道に慣れていない方は慎重な運転を心がけてください。
景色がいいのでついスピードを出したくなりますが、道路には鹿やキツネなどがよく飛び出してきます。
安全運転を心がけるのはもちろんですが、加えて動物への餌やりなどもしないよう注意喚起が入っていますので、くれぐれもルール違反をしないよう気をつけましょう。
※画像出典:知床五胡フィールドハウス
(注)知床五胡への道中には野生のヒグマもよく出没します。見かけても車から降りずにそっとやり過ごしてください(今回初めてヒグマに遭遇しました…汗)
知床五胡 駐車場
知床五胡には専用の有料駐車場が用意されています。
繁忙期には多くの観光客で賑わっていますが、合計100台が停められる大規模な駐車場ですので、車が停められないということはほぼありません。
駐車料金は普通乗用車で1日500円で、障害者専用の優先スペースも設置されています。
知床五胡 フィールドハウスとパークサービスセンター
「知床五胡」の施設内には、「知床五胡フィールドハウス」と「知床五胡パークサービスセンター」の2つの建物があります。
知床五胡フィールドハウス
「知床五胡フィールドハウス」は知床五胡に続く遊歩道のスタート地点となっており、入場の手続きと散策のレクチャーを受けることができます。
地上遊歩道を散策したい方は、こちらの「総合案内」で申し込みを行います。
ここでは5月~7月の期間中に限り、知床五胡について詳しく聞きながら回れる“ガイドツアー”を申し込むこともできます。
【知床五胡 森のガイドツアー】
- 期間:5月10日~7月31日
- 大ループツアー:3時間(3km)、大人6000円、子供3000円(12歳未満)
- 小ループツアー:90分(1.5km)、大人3000円、子供2000円(12歳未満)
- 定員:各ツアー10名まで
“1995年ごろから知床五胡ではヒグマの出没が相次ぎ、地上遊歩道の閉鎖が頻発していました。安全確保しながら安定的な利用を可能にするために、2011年から、5月10日~7月31日(ヒグマが知床五胡園内のミズバショウ等を盛んに食べる時期であり、発情期にもあたる)の期間はガイドツアー限定の利用とする制度を導入しました”
こんなヒグマに遭遇したら、素人だと対処のしようがないですからね…
ガイドなしでゆっくり回りたいという方は、上記期間(5月10日~7月31日)以外でヒグマの活動が落ち着く時期を選んで行くようにしてください。
ただし、知床五胡には地上遊歩道の他にもう一つ、“高架木道”も散策できますので、そちらはヒグマの心配がなく入場期間中は自由に立ち入ることができます。
※画像出典:知床五胡フィールドハウス
ちなみに今回実際に散策したのは高架木道になります。
知床五胡パークサービスセンター
「知床五胡パークサービスセンター」は利用者の休憩に使える施設となっており、飲み物を買ったり軽食を摂ることができます。
また、記念としてお土産品も販売しているので、簡単な買い物を楽しむこともできます。
(今回は到着が遅かったので中を見ることはできませんでした)
高架木道を散策してみた
こちらが高架木道の入り口になります。
【高架木道 見どころスポット】
高架木道は全長800mのコースとなっており、知床の景色を楽しみながら第一湖畔を鑑賞しに行くことができます。また散策の道中、このような3つの展望スポットもあります。
- 連山展望台:250m先
- オコツク展望台:480m先
- 湖畔展望台:800m先(終点)
ではさっそく歩いてみましょう~!
風とともに緑の香りが漂っていて、とても気持ちがいいですね(*´ω`*)
ここのカーブを曲がりきると、このような景色が目前に広がります。
ずっと先の方まで木道が続いていて、周囲の景色を楽しんだり、途中で野生の鹿も出てきたりしてなかなか面白いです。
もちろん高架木道なので、動物が道のど真ん中に現れるということはありません。ヒグマ対策として、電気が通った鉄線も張り巡らされているので、ここなら安全に知床の景色を満喫できます。
こちらも幻想的でいい光景ですね~!
しばらく歩いて行くと、「知床連山」を一望できる1つ目の絶景スポットに到着しました。
曇ってたのが少し残念ですが、雄大な自然に圧倒されます。
ここからの光景はぜひ生で見ていただきたいスポットです。
ここからさらに先へ進むと、このような素敵な池も見ることができます。
池の中にポツンと1本の木が生えているのも情緒があっていいですね。
先もまだまだ長いですよ~!
周囲の景色を楽しみつつさらに木道を歩いて行くと、ほどなくして2つ目の絶景ポイント「オコツク展望台」が見えてきました。
知床の第一湖畔と連山のコラボもなかなかの絶景です。
ちなみに、ここで歩き疲れてしまったという方のために、「オコツク展望台」には木製の簡易ベンチも設置されています。
いったんひと休みしてもうひと歩きすれば、いよいよ最終目的地点である「湖畔展望台」が見えてきます。
道中ところどころにこのような写真スポットも用意されています。
そしていよいよ折り返し地点である「湖畔展望台」に到着!
そこから見た光景がこちら。
眼前一杯に知床の湖が広がります!
山と湖を一緒に眺望できるスポットってなかなかないですからね~
ちなみに地上遊歩道と高架木道はつながっていて、遊歩道を散策すると最後はこの木道を歩いて帰るコースになってるみたいです。
知床の雄大な景色を眺めながらちょっとした運動にもなるので、道東を訪れる機会があればぜひ観光してみてください!
ここは空気が澄んでいて最高の癒しスポットです(*´ω`*)
知床五胡 地図・アクセス
施設名 | 知床五胡 |
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住所 | 〒099-4356 北海道斜里郡斜里町大字遠音別村 |
電話番号 | 0152-24-3323 |
営業時間 | 7:30~18:30 ※時期、施設による ※詳細はこちら |
営業期間 | 4月下旬~11月下旬(予定) ※詳細はこちら |
最後にひと言
知床五胡を訪れたのは今回で3回目だったけど、いつ見ても毎回感動します。
適度な運動にもなるし、知床の自然の空気が吸えて気分転換にもちょうどいいですよ!機会があればぜひ1度観光しに行ってみてください。
道東エリアをぐるっと回るならここは見ておかないと損!
【参考リンク】
・知床斜里町観光協会
・知床五湖フィールドハウス