道東厚岸のサンマ漁が記録的な不良に陥っています。
- 24日初水揚げのサンマは約900キロ
- 競りの結果1キロ11,880円の高値
- 水揚げ量は前年比たったの2%
競り落とされたサンマはさっそく道内各地の市場などに出荷され、安く購入できるのが売りの直売所でさえ「1匹1200円」という驚異的な高値を記録しました。
1匹300円以下でないと手が届かないわ・・・
と嘆く消費者もいるそうですが、
まる
サンマは20円以下で買うもの!(`・ω・´)ゞ
と、個人的には思っています・・・。
1匹300円でも高すぎ(笑)
というのも、僕は3年間根室市に住んでいたことがあって、当時のサンマは買うものではなくて「貰うもの」というイメージしかありませんでした。
漁師の繋がりがあったので、市場に流れずに余ったサンマを頂いたり、住んでいた家の大家さん、車のディーラーさん、職場の同僚など様々な人たちから譲っていただきました。
冷凍庫の中には常時サンマ7,80匹ストックしていたこともあるくらいです(^^;)
地元のスーパーでは一匹12円や13円レベルが当たり前で(9円とかもあったかな?)、その頃は掃いて捨てるくらいサンマ余りの状態。
それがこのような記録的な不良に陥り、サンマ漁が屋台骨の根室市にとっても、現役の漁師たちにとっても経済的な打撃を免れないでしょう…。
去年もサンマ不漁で騒がれましたが、付き合いのあった漁師たちは船とは関係のない仕事をしたり、本州まで出稼ぎに出て何とか食いつないでいたみたい。
サンマ漁ができなければ加工場のパートさんも厳しいでしょうし、売り物がなければ市場でも人を雇えなくなります。漁師がお金を使わない=道東経済の冷え込みを意味します。
まる
漁師関係は一発の買い物がとにかくデカいです。一撃で100万とか200万、当たり前のように払っていきますから・・・しかも現金で、、(^^;)
今年はさらに厳しい状況が道東全体に待ち受けています。
昨年まで水揚げ量日本一だった根室のサンマ、、
今頃、いったいどこの海を泳いでいるのでしょうか…。
スポンサーリンク