札幌周辺で北海道ならではの自然を感じられる場所の1つに「恵庭渓谷」が名所として知られています。
恵庭渓谷には3つの有名な滝があり、
- 白扇の滝
- ラルマナイの滝
- 三段の滝
が特に人気の観光スポットとなっています。
この3つの滝はごく隣接した場所にあるため、どれか1つではなく3つとも同時に観光を楽しむことができるのも魅力。
以前1度だけ行ったことがあるこの恵庭渓谷ですが、先日再び訪れてみましたのでその時の様子をご紹介します!
ただしこの記事の季節は3月末、まだ雪解けが進む時期ですので、夏や秋に行くとこの10倍以上は北海道の自然の雄大さが感じられますよ(*´ω`)
白扇の滝【恵庭渓谷第一の名勝地】
白扇の滝の絶景ポイントをご紹介
札幌方面(真駒内)から訪れる方は、初めに白扇の滝を見ていきましょう。
その前に白扇の滝の駐車場に設置された「えにわ湖周辺のご案内」を確認してみます↓
▲「白扇の滝」の駐車場に恵庭渓谷の位置関係が掲示
上記の恵庭渓谷の位置関係を見ると、札幌方面(真駒内)から国道117号線に沿って走ってきた場合、
⑨白扇の滝
⑧ラルマナイの滝
⑦三段の滝
という順番に見て回ると効率的だということがわかります。
それではさっそく白扇の滝から見て回りましょう!
▲白扇の滝入口
「あれ!?冬は立ち入り禁止…?」と一瞬ビックリしましたが、どうやら冬期間はトイレ設備が閉鎖になっているだけみたいですね。目途は4月下旬と書いてあります。
▲3月下旬はまだまだ雪が積もってますね
▲白扇の滝に設けられたトイレ(デカい!)
ここのトイレ施設が4月下旬以降は開放されています。
トイレの入口右横に設置された看板も見てみましょう↓
恵庭渓谷に続く117号線を下っていくと、恵庭駅まで続いていてしかも36号線とも合流できるんですね~。
ついでに恵庭市内の観光マップもここで確認することができます。観光で訪れている方はひと通りこのマップもチェックしておくと次の行先もチェックできます。
ちなみに3月下旬時点では閉鎖していますが、白扇の滝にはこのような売店も↓
▲シーズンになればこちらも営業を始めているはず…?
前回秋頃に来た際やっていたかどうか定かではありませんが、とりあえず現在は長期休業中のようですね。
調べると観光シーズンにはソフトクリームなどが販売されている画像もありました。
ちなみに、画像に書いてある恵庭のおみやげ品が見れる道の駅「花ロードえにわ」はこちらの記事でまとめています。
さて、ここを振り返るとさっそく1つ目の絶景ポイントを楽しめます。
んん~ずっと見ていられそうですね~(*´ω`)
この先にある白扇の滝に向かって水がせせらいでいます。1つ目からさっそく癒されますね~♪
ここを左に進んでいくと次の絶景ポイントが見えてきます。
ここの絶景ポイントから撮影した様子がこちら↓
すると徐々に白扇の滝の片鱗が見えてきます↓
この時点で辺りは水が白扇の滝に吸い込まれていくザーザー音で包まれてます。
この先にある滝に勢いよく水が打ち付けられる音ですね~これぞ「北海道の自然」という感じです。
ちなみにここで振り返ると、川を眺めながら団らんできるスペースも確保されています。
これから暖かくなって天気がよくなると、ひとまずここに腰かけて景色を眺めるのも良さそうです♪
ここからもう少し歩を進めると、直後にさらなる絶景ポイントが見えてきます。
白扇の滝の落ち際がかなり見えてきましたね~♪
これだけでもかなり壮大な眺めです。
ではいよいよ白扇の滝一番の迫力ポイントを見てみましょう!↓
ここからの眺めは本当にすごいですよ~!!
おお~~!!
これはすごい迫力!!
辺りは滝のものすごい音が断続的に鳴り響いています。
ここが白扇の滝の一番の見どころですねー!!
ちなみにもう1カ所白扇の滝の全体を眺められるスポットがあります。
少しだけ奥の方に歩いて行ってみると・・・
最後にもう1カ所おすすめの絶景ポイントがあります↓
ここからの白扇の滝の眺めがこちら↓
おお~!絶景!!
ここなら白扇の滝の全体が俯瞰で見渡せますね。
滝、自然、空の三位一体!
いい眺めですね~(*´ω`*)
白扇の滝を見に来た人はここからの景色も実際に確認してみてください。白扇の滝が流れ落ちる壮大なバックサウンドもあるので、この絶景にはきっと訪れた誰もが感動しますよ~!
白扇の滝を撮影した動画
このとき白扇の滝を写した動画も撮影してきました。
▼白扇の滝の手前を流れる川の様子(1分1秒)
▼白扇の滝を流れ落ちる動画(1分1秒)
白扇の滝のアクセス情報(地図)
住所 | 北海道恵庭市盤尻 |
トイレ | 有り(冬期間は閉鎖) |
白扇の滝の駐車場
白扇の滝には縦に長い駐車場を用意されていて、誰でも自由に車を停めることができます。
さほど混雑することはないかと思いますが、夏や紅葉シーズンになると観光客の車で混むかも…?
停められない場合はこの先にある「ラルマナイの滝」の駐車スペースを確認しに行くといいかもしれません。
ラルマナイの滝【恵庭渓谷を流れ落ちる急流とせせらぎの緩急が魅力】
ラルマナイの滝の絶景ポイントをご紹介
白扇の滝を眺めた後は、少し車を走らせ恵庭渓谷の2つ目のポイント「ラルマナイの滝」も楽しみにいきましょう!
ラルマナイの滝すぐ近くに駐車場が見えてきますので車を停めます。
ラルマナイの滝の駐車場は一見広々と見えますが、観光シーズンになるとこちらもやや狭いかもしれません。
とはいえ、平常時であれば駐車している車も7~8台ほどなので、スムーズに車は置いていけるはずです。
こちらにも「恵庭渓谷からの観光めぐりマップ」が掲示されており、観光客の方は確実にこの看板をチェックしています。
▲札幌やその他周辺市町との位置関係が丸わかり
453号線を真駒内からずっとまっすぐ行くと支笏湖までたどり着けるんですね~(*´ω`*)
観光マップって見るたびに発見があるので面白いです♪
駐車場からさっそく出発するとこんな景色になります。ここを左に曲がりましょう。
画像ではわかりにくいですが、ここを右に曲がります。
するとこんな真っすぐの道が出てくるので、
あとは奥まで50mほど歩き進むといよいよラルマナイの滝がお目見え!
到着!
すでに左側にラルマナイの滝が見えてますね~♪
この橋の上から眺められる絶景ポイントを確認してみましょう↓
このポイントが一番きれいに見えるのですが、観光客が多いとカメラ撮影する人で込み合うのでしばらく順番待ちになります。
ネタバレになりますが、このおすすめポイントから見たラルマナイの滝がこちら↓
3月末なので周辺の木の葉っぱが少し寂しいですね…
しかしラルマナイの滝の流れはやっぱりきれいです♪白扇の滝よりも壮大感はなくなりますが、その代わり水がサーッと流れる様子と優しく水がはじける川の音が楽しめます。
本当は夏場になるともっと緑が広がるのでめちゃくちゃ綺麗なんですよ~!
初めていったときはこのスポットだけで20分くらいはじーっと眺めてましたね。
それくらいここは日々の喧騒を忘れ、心の疲れを癒すのに最高のスポットです(*´ω`*)♪
ついでに反対側の様子も見てみましょう↓
こっちは絶景じゃないですね・・・
ちなみにあとで向こう側に見える橋も歩いて行きますよ~
ということでラルマナイの滝はこれにて引き返して、続けて徒歩で次の名所「三段の滝」へ向かいましょう!
ラルマナイの滝の撮影動画
ラルマナイの滝の様子も動画に撮影してきました(1分1秒)↓
ラルマナイの滝のアクセス情報(地図)
住所 | 北海道恵庭市盤尻 |
トイレ | 有り(2020年3月時点、現在故障中につき仮設トイレ2基設置) |
ラルマナイの滝の駐車場には目立つ大きなトイレが設置されていますが、2020年3月時点では故障中で閉鎖しているみたいですね。
観光シーズンには復興するのでしょうか…?
とりあえずこの建物の左横に仮設のトイレも2基ありましたが、この時右側の仮設トイレは閉鎖中のようでした。
(たぶん人が少ないからだと思われます)
ラルマナイの滝の駐車場
先ほどの駐車場に車を停めたら、ラルマナイの滝と三段の滝は徒歩で移動できる範囲にあります。
ラルマナイの滝を楽しんだ後は、駐車場に戻らずそのまま三段の滝を目指して徒歩で行きましょう!
三段の滝【恵庭渓谷を割るような滝の流れが見どころ】
三段の滝の絶景ポイントをご紹介
ラルマナイの滝から戻ってきたら、続けてを国道沿いに徒歩で歩いて行きます。
自然の中を歩いてる感じが開放的でいいですね~
この橋は「清水橋」と呼ばれているみたいです。
よく見ると柵に鮭が描かれているのが分かります♪
季節になったら鮭が上ってくるのかな?
しばらく紅葉をあしらったフェンスに沿ってまっすぐ歩いて行きます。
ここに紅葉が描かれているということは、やっぱり夏より秋の方が人気なのかもしれませんね♪
確かに前回見たときはちょうど紅葉が進んでいる季節で、この通りもかなり綺麗でした。
やがて橋の中央部に差し掛かると、先ほど見たラルマナイの滝の絶景スポットがここにも!
その絶景の様子がこちら↓
遠目から見るのもなかなか乙ですね。
まるで滝のところだけが生き物のようです。
周辺を眺めてみると・・・
川を横切るように倒れたかなり古い倒木もまた印象的です。あえてそのままにしてるところもいいですね。
この絶景スポットを離れ、もう少し先に進んでいくと、
いよいよ「三段の滝橋」に差し掛かり、
あと少しで最後の滝名所が見えてきます♪
もうちょっと先に歩を進めていくと、お目当ての三段の滝絶景ポイントを発見↓
三段の滝の眺めもなかなかきれいですよ~!
それがこちら↓
きちんと三段になっているのがわかりますか?
各段に目がけて水が真っ逆さまに流れ落ちる様子はすごい!!
この時スマホのカメラでお手軽に撮影しましたが、一眼レフ持って行けばよかったなと少し後悔…
シャッタースピードを抑えてやれば素敵な流線形の作品が撮れそうです♪撮影スペースも十分確保されてますので、こだわる方は三脚持参でしっかり撮影したいポイント。
自然と滝の流れが融合してます♪
いつまでも見ていられそうですね(∩´∀`)∩
少しずつ削れた山肌も。全部自然にできた風景なんですよね~(*´ω`*)
そして、先ほどの絶景ポイントをさらに進むと三段の滝の案内板が出てきます。
ここには歩き疲れたときに軽く休めるイスも複数用意されています。
ラルマナイの滝から150mくらい歩いてくるので、高齢の方はここに座って休んでいる姿も見受けられました。
ちなみに駐輪場も設置済みです。
というのも、この時も自転車で走っている人を何人か目にしましたが、ロードバイクのトレーニングコースにしていたり、観光目的であえて車を使わない人もけっこういるみたいですね。
さて、ここの下をさらに下っていくと本当は三段の滝をもっと間近で見られるスポットがあるのですが・・・
いかんせん、季節は3月末。
まだまだ雪は残っているので行こうかどうか迷いつつ・・・
行きました!(笑)
しかしかなり雪は深いです(;・∀・)
途中踏みしめた雪底が抜けて膝近くまで埋まりながら・・・
見えてきました!
あの先にあるのが三段の滝の最後の絶景ポイントです♪
もう少し頑張ってみましょう。
見えますか?
柵の辺りに白い看板が立っているところが最後の絶景スポットです。
すみません…ブログ用に写真の解像度を落としているのと、あまりに雪が深すぎて近づけなかったため超改造ズームになっています。
ちょっと文字が見にくいので以下にまとめておきますね。
【三段の滝】
その名の通り白い帯が三段になって恵庭渓谷を割るように流れ落ちることから名づけられました。又、この奥地の熊の沢という沢地には源義経の財宝が埋蔵されているという黄金伝説があります。
残念ながら雪が膝上まで積もっていたため最後の絶景ポイントには立ち入れず…。
代わりにその近くから覗き込むように撮影したのがこちら↓
あと、絶景ではありませんが別の角度から三段の滝も見えます。
三段の滝橋を支えるコンクリート(支柱)がモロ映りなので絶景とは言い難いですが、はっきりと間近に三段の滝を眺めることができます。
周辺の川の流れは今まで見てきた中ではだいぶゆったりとしていますね↓
以上が三段の滝の様子でした!
がんばって引き返します(汗)
三段の滝のアクセス情報(地図)
住所 | 北海道恵庭市盤尻 |
トイレ | なし |
北海道観光なら一度は恵庭渓谷へ行ってみよう!
今回は道内でも有名な観光スポットである「白扇の滝」「ラルマナイの滝」「三段の滝」に行った感想と様子をご紹介してみました。
残念ながら3月だとまだまだ見頃ではありませんでしたが、夏場から紅葉シーズンにかけては間違いなく北海道を代表する絶景スポットです。
アクセスも比較的簡単で、駐車場も完備されていますので、お近くを観光する機会があれば是非一度立ち寄って恵庭渓谷の絶景を堪能してみてくださいね!
カップルでデートしたい方、ふらっと一人旅を満喫したい方、仕事のストレスを癒したい社会人にもおすすめですよ~(*´ω`*)♪
【参考リンク】
・「恵庭渓谷」周辺のホテル情報(楽天トラベル)
・道内最安値のレンタカー