今回は小樽への小旅行の足掛かりとして、銭函にある「葦笛洞(いてきどう)」という一風変わったカフェへ行ってきました。
「葦笛洞」は昭和26年に建築された古民家を改装し、昭和の茶屋をイメージしたとても心地よい雰囲気が特徴です。
駐車場に車を停めてからお店に向かう途中には、橋の上をかかる水辺を通過し、自然の中を歩いて向かうという導線も風情があって面白いと感じました。
こんなところにカフェがあるの?と思わず疑ってしまいますが、それが逆に昭和情緒が溢れる「葦笛洞」の魅力でもあります。
今回はそんな「葦笛洞」に入ってみた時の様子や店内の印象、店舗情報などについてご紹介しています。
昭和の茶屋 葦笛洞 営業時間・定休日
昭和の茶屋 葦笛洞 営業時間
- 営業時間:10:00~19:00
- 定休日:水曜日
※営業時間に関してはお店の都合で変更となる場合があります。気になる方は直接店舗までお問い合わせ下さい。
昭和の茶屋 葦笛洞 店舗場所・電話番号
昭和の茶屋 葦笛洞 店舗場所・電話番号
- 住所:〒047-0261 北海道小樽市銭函2丁目30-3 自遊林内
- 電話番号:0134-62-2771
- アクセス:Googleマップで見る
「葦笛洞」は小樽市内に続く国道5号線沿いに位置し、“しらゆり公園”という公園を目印に右折するとすぐにレストランと共同の駐車場が見えてきます。
普通に車を走らせていると見逃してしまいそうになりますが、予め場所のチェックをしておくと駐車場も広くとても入りやすい場所だと思います。
昭和の茶屋 葦笛洞 駐車場
「葦笛洞」は道路や駐車場からは店舗がほぼ見えないので、駐車場の場所をしっかり把握しておくことが大切です。
小樽方面に向かって国道5号線を走っていると“自家焙煎 樹の部屋”という洋風レストランが右手に現れ、こちらのお店の正面に設置されている駐車場が利用可能となっています。
自然を活かした湿地帯が楽しい
「葦笛洞」の敷地内には自然を感じる木橋が湿地の上にかかり、一番奥に進んだところにひっそりと佇んでいます。
駐車場から続くこの場所が「葦笛洞」へ続く木橋入り口となっています。
道中はこのような景色の中を散策しながら進んでいき、途中では下の写真のような湿地帯の一角を眺めることもできます。
心地よい緑の風を感じながらさらに進んでいくと、飾られた綺麗な花やログハウスの建物などいろいろなポイントに目を奪われます。
そうして一番奥の方まで進んでいったところに、ようやく「葦笛洞」の建物が現れるという面白い趣向となっています。
葦笛洞は穏やかな歴史を感じる古民家
「葦笛洞」は2020年時点では69年前に建築された歴史のある古民家です。
中は昭和感を感じるレトロな内装になっていますが、床は非常にきれいになっており、まるで祖母の実家を思い出すような穏やかな気持ちにさせてくれます。
令和となったこの時代に、ここまで昭和情緒の感じる空間を体験できる場所はそう多くはないかと思います。
職人が仕上げた木工工芸品や昭和の時代には一般的だった音響機器、レトロなベル式電話、手作りの小物なども多数展示されていて、ジブリの世界に入り込んだような異空間が広がります。
また、情緒のある店内にひっそりと馴染むこちらの薪ストーブもとても素敵です。
冬場の寒い時期になると、この薪ストーブが燃える姿を生で感じることができます。小さい頃は祖母の実家も薪ストーブだったので、一生懸命薪割りを手伝った記憶が蘇ってきました。
昭和の茶屋 葦笛洞 カフェメニュー
「葦笛洞」で注文できるカフェメニューの一部はこのようになっています。
【ブレンドコーヒー】
- 葦笛洞ブレンド:500円
- アメリカンブレンド:500円
- フレンチブレンド:530円
- イタリアンブレンド:530円
- アイスコーヒー:550円
- ダッチコーヒー:550円
【ストレートコーヒー】
- エスメラルダ:650円
- モカ シダモ:650円
- ブラジル No.2:550円
- キリマンジェロ AA:550円
【アレンジコーヒー】
- ウインナーコーヒー:650円
- カフェ・オ・レ:600円
- カフェ・ショコラート:680円
- カフェ・カプチーノ:680円
- コーヒーフロート:650円
【紅茶&ミルク】
- オレンジペコ:550円
- ダージリン:600円
- アイスティ:600円
- ロイヤルミルクティー:700円
- ココア:550円
- ミルク:500円
【デザート】
- 懐かしあんみつ:600円
- クリームあんみつ:700円
- ぜんざい:600円
- 栗ぜんざい:650円
- チョコバナナクレープ:500円
- いちごクレープ:550円
- ブルーベリークレープ:480円
- ブルーベリータルト:430円
- いちごタルト:450円
この他にもピザやパスタ、カレーメニューや軽食まで、ランチにもぴったりなメニューも豊富に取り揃えてあります。
一人でふらっとカフェに立ち寄るのもいいですし、家族で違った雰囲気で食事に訪れるのも風情があってすごくおすすめですよ。
葦笛洞ブレンドを注文!
今回「葦笛洞」を訪れた際は午前10時過ぎ。まずは小樽旅行の最初にコーヒーを軽く頂きたかったので“葦笛洞ブレンド(500円)”を注文。
味はほんのりと酸味があり、どちらかというとあっさりと飲めるスタンダードなコーヒーです。癖がなくストレートなので、コーヒー独特の深い苦みが苦手な方でも非常に飲みやすい味になっています。
※モザイクになっているのはビニールカーテンです
大きく開けた窓からは間近に自然を望むことができ、ゆっくりとした時間が流れ、心落ち着ける場所がこんなところにあったとは正直意外でした。午前中の一杯、昼下がりの休憩にもぴったりのお店だと思います。
また、今回座った席の傍らにはこのようなステンドグラスの置物や手作りの工芸品も飾られていて、コーヒー片手に見ているだけでも楽しい気分にさせてくれます。
昭和の茶屋 葦笛洞 地図・アクセス
店名 | 昭和の茶屋 葦笛洞 |
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住所 | 〒047-0261 北海道小樽市銭函2丁目30-3 自遊林内 |
電話番号 | 0134-62-2771 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 水曜日 |
手作り雑貨のギャラリーショップ「土の音」
「葦笛洞」へと歩いて向かう道中、手作り雑貨を楽しめる「土の音」というギャラリーショップもあります。
この時は店舗が開いていなかったので中の様子は見られませんでしたが、「土の音」では木の素材でできた手作りのハンドバックや手袋といった雑貨類も販売しています。
非常にアットホームな雰囲気で旅の息抜きには最適な場所です。「葦笛洞」に訪れた際は、居心地の良いログハウスの店内をぜひ体験してみてください。
最後にひと言
日中に来ると澄んだ自然の空気を楽しめますが、夜には敷地内がライトアップされてまた違った幻想的な雰囲気が漂います。
葦笛洞の店内には個室も用意されているので、家族連れで訪れても安心だと思います!
札幌都心から少し走るだけでこんなレトロな空間を楽しめるので、興味がある方はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。