札幌の観光を考えている方なら「モエレ沼公園」が候補に上がっているという方も多いと思います。
モエレ沼公園ではテニスや野球などさまざまなスポーツが楽しめるのに加え、
世界的に有名な「イサムノグチ」が設計した代表作『ガラスのピラミッド』、札幌の景色が一望できる『モエレ山』、夏場には遊歩道で囲まれた何とも清々しい『モエレビーチ』など、
一日だけでは到底見て回れないほど充実した観光施設が用意されていることでも有名です。
▲世界のイサムノグチ設計『ガラスのピラミッド』
このときは4月初旬でまだまだモエレ沼公園のシーズンではありませんが、試しにどのような観光スポットなのか、少しだけ散歩してきた時の様子をご紹介します。
2時間ほどの滞在でしたので全部は見きれませんでしたが、これからモエレ沼公園の観光を考えている方の参考になれば幸いですm(__)m
モエレ沼公園の駐車場
今回モエレ沼公園で車を停めたのは以下のP1駐車場です↓
季節的に繁忙期ではないためメインの広い駐車場は閉鎖されていましたが、平日の日中であればそこそこ混み合うものの何とか駐車できるという感じでした。
▲高くそびえ立った針葉樹林が印象的♪
このあたりの駐車場では混んでくると縦列駐車する車が多くなります。
シーズンになれば、向こう側に見える広い駐車場も開放されるはずです。
かなりの台数が停まれることがわかりますね。
ちなみにモエレ沼公園ではP1駐車場の他にも、P2、P3、P4駐車場も用意されているので、各方面から停めやすいところに駐車してください♪
▲モエレ沼公園『P1~P4駐車場』の位置
P1駐車場から歩き出すとタイルが敷き詰められた歩道が出てきます↓
ではここから色々歩いて見て回りましょう!
モエレ沼公園ではレンタサイクルも完備
この先を歩いて行くと、モエレ沼公園を自転車で見て回れる「レンタサイクル」が出てきます。
▲「レンタサイクル」施設
しかし、4月初旬ではまだレンタサイクルの営業はしていませんでした。。
▲レンタサイクルのシャッターが閉まってますね…
ですが、レンタサイクルの再開時期についてこのような掲示がありました↓
▲自分がはっきり写り込んでしまいすみません…(;’∀’)
来年というのが今年(2020年)のことですが、4月29日から貸し出しを再開する予定みたいですね。
結論からいうと、モエレ沼公園全体を見て回りたいならめちゃくちゃ広いので徒歩だとキツいです(体力的にも)
しかも、自転車のレンタル料金も全然高くありません↓
【レンタサイクルの料金】
- 普通車(20インチ):200円/2時間
- 特殊車(26インチ):300円/2時間
※特殊車:後ろのカゴに子どもを載せられるタイプ(20kgまで)
費用もジュース代程度なので、ゆっくり観光を楽しみたいという方はここで自転車を借りた方が便利ですね(*´ω`)
360度自然に覆われた公園なので、きっと夏場の空気は新鮮で気持ちいいですよ~♪
▲シャッターが開いた頃にもう一度来てみます!
水郷東大橋を渡ってモエレ沼公園へ
P1駐車場施設を後にした後は、「水郷東大橋」(すいごうひがしおおはし)を横断します。
奥の方にはもう『ガラスのピラミッド』も見えてますね~(*´ω`)
階段を下っていくとモエレ沼の際まで行けるようになってるみたい。
一人だけ釣り人の姿も・・・
モエレ沼って何が釣れるんだろう??
▲水郷東大橋
橋を渡っていくと、中段あたりにモエレ沼を一望できるスポットがあります↓
このスポットからの眺めがこちら↓
濁ってる。。
んん~まだ緑の季節じゃないので絶景とは言い難いかもですね…(;’∀’)
天気が良いと反対側からは手稲山などを眺めることもできます↓
スッキリ快晴のときに行けば、この後上る『モエレ山』からの眺めも良さそうですね♪
そうこうしながら水郷東大橋を渡りきると、いよいよモエレ沼公園のイチオシ名所が見えてきますよ~!!
モエレ沼公園で一番の観光スポット『ガラスのピラミッド』
『ガラスのピラミッド』外の様子
橋を渡るとすぐに右折できるので、そこをまっすぐ進むとお目当ての観光名所『ガラスのピラミッド』が目前に表れます。
この遊歩道は比較的人の往来が多く、この時も観光客だけではなくランニングを楽しんでいる方や犬の散歩をしている人の姿も目立ちました。
地元の人たちも日常的に利用している道になっているようですね。
そしてガラスのピラミッドの全体がこちら↓
▲モエレ沼公園イチオシ名所『ガラスのピラミッド』
おお~~!!
自然の中にたたずむ芸術ですね!
ガラスのピラミッド側面に建てられたブロック塀もなかなかおしゃれ♪
ガラスのピラミッドって何?
ガラスのピラミッドは、モエレ沼公園のシンボルとしての形態を持ち、「全体をひとつの彫刻とみなした公園」の中心的な施設です。アトリウムは太陽光が射し、公園内を見渡せ、自然と一体化した大きな休息空間となります。館内にはイサム・ノグチを映像や図書で紹介するギャラリー、市民の文化的な活動の場となる多目的スペースのほか、レストラン、ショップなどがあり、天候や季節を問わず多くの人々が憩い、交流する拠点となります。
【公式パンフレットより抜粋】
ピラミッドがどんな感じになっているのか接近してみると・・・
ひし形のガラスパーツを組み合わせて、天井まで連結させて作っているんですね。
規則正しく並んでいる様がなんとも芸術性を感じます(*´ω`)
晴れてて今日はピラミッド日和(^-^)/
見てみると、どうやらこのガラスのピラミッドの中にも入れるみたいです♪
ちょっと行ってみましょう~!
『ガラスのピラミッド』内部の様子
この看板を目印にガラスのピラミッド内部へ入ることができます。
隙間から入るなんて洞窟感を感じますね~(笑)
▲ガラスのピラミッドの入り口
ガラスのピラミッド内の施設案内↓
入口付近でモエレ沼公園やバス時刻などに関するパンフレットを入手できます。
パンフレットは日本語だけではなく英語、韓国語、中国語バージョンも用意されていて、外国人観光客も多く訪れるスポットだということがわかります。
あと、以下のエリアではペットの同伴が禁止されていますのでご注意ください↓
▲ペットの立ち入り禁止エリア
さっそくガラスのピラミッド内部へ入ろうとしたところ、残念ながら現在は1階スペースのみの開放となっているみたいですね。。
こればかりは仕方ありません。
3階部分にはモエレ沼公園のメイン設計者「イサムノグチのギャラリー」があるのですが、そこではイサムノグチにまつわる関連図書の閲覧、映像などを鑑賞することができます。
こちらはまたの機会に見てきたいと思います。
日差しがたっぷりと注いで広々開放的な空間ですね!
外と違って風を感じないので、4月は太陽の光でポカポカ暖かいです(*´ω`)
ちょうどこの左側に視線をやると、イサムノグチが設計した『オンファロス』という石の彫刻が展示されています。
石のてっぺんから水が溢れ出ていてきれいですね♪
この石もイサムノグチに設計されて本望でしょう( *´艸`)笑
ほどなくして、オンファロスの前には訪れた観光客でごった返してきました。(一気に15人くらい?)
この施設内はもう少し奥にも行けるようなのでちょっと見てみましょう↓
少し進んで左に曲がるとお手洗いも用意されています。
中も見てみましたがとてもきれいなトイレでしたよ~
▲親切に水飲み場も設置されています
ちょっと喉が渇いたときに知っておくと便利かも?
ちなみに、ガラスのピラミッドはここで行き止まりですね↓
横長の窓もおしゃれです♪
この向かい側には大きな部屋が用意されているようで、おそらく講演や会議、催し事があった際に利用できるスペースのようです。
▲ガラスのピラミッド内部からの様子
2階と3階からの眺めも見てみたいですね♪
こちらは次の機会に確認してきます(;’∀’)
ここから入口方面に引き返すと、続いてこのようなおしゃれな石のテーブルを発見↓
こんな素敵な作品が無料で見れるなんてお得だなぁ~(*´▽`*)
と思っていたら・・・
おしゃれな募金箱!(笑)
そりゃそうですよね~。
ということで・・・
1000円!
・・・
ではなくて・・・
5円
それだけじゃなく~
1円も追加!
合計6円の募金をしてきました(笑)
皆様のお心添えが施設維持に役立ちますm(__)m
また、ガラスのピラミッド内部では、足が良くない方のために専用の車いすやベビーカーも用意されています↓
それからゆっくりモエレ沼公園内を観光したい方のために、コインロッカーも設置されているみたいですね↓
あまり台数は多くないので、繁忙期だと全部埋まっちゃうかもしれません。
軽装で来るのが良さそうですね(;´∀`)
このコインロッカーの向かい側には、モエレ沼公園の「樹林マップ」や「サクラの森エリア」、「散策マップ」の位置を確認をすることもできます。
[su_spoiler title=”拡大画像を見たい方はこちらをクリック”]
▼モエレ沼公園樹林マップ
▼モエレ沼公園樹林マップ
▼モエレ沼公園樹林マップ
▼モエレ沼公園散策マップ
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『ガラスのピラミッド』にはレストランも!
さて、いよいよ出口かと思いきや、ここにレストランもあるみたいです↓
レストランの名前は『ランファン・キ・レーヴ』というそうですが、こちらも現在は営業していないみたいです。
店名 | ランファン・キ・レーヴ |
住所 | 北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1 施設内 |
電話番号 | 011-791-3255 |
営業時間 | 11:00~ |
定休日 | 月曜 (冬期間休業) ※詳細はホームページにて |
ランファン・キ・レーヴは掲示板を見る限りではコーヒーやソフトクリームなど、普段は軽食をメインに楽しめる感じなのかもしれませんね。
こちらも次の機会に要チェックしておきます。
そしてちょうどレストランを振り返るとコンクリートの壁にモダンでおしゃれな写真や広告が飾られています↓
このようにガラスのピラミッドだけでもけっこう見て回れる場所があるようですね~!
時期的に立ち入れないところもありましたが、モエレ沼公園を観光するならここは絶対に押さえておきたいスポットなのは間違いありません!
それでは外に出てみましょう~(*´▽`*)
『ガラスのピラミッド』屋上の様子
ガラスのピラミッドの出口から出ると、屋上へと続く階段があります。
ここを登っていくと・・・
ガラスのピラミッドの頂上が!
ちなみにここからの眺めを確認すると、、
夏場になるともっと見栄えが良くなりそうですね~♪
コンクリートブロックが敷かれているところに行ってみると・・・
なるほど~ここは吹き抜けになっていて下がP2駐車場になってるみたいです。
▲下から確認したP2駐車場の出入り口
ガラスのピラミッド目当ての人が多いので、やはりこの駐車場は混雑してますね(;´∀`)
▲P2駐車場の位置
初めからガラスのピラミッドにアクセスしたい人は、こちらのP2駐車場まで車を走らせた方が良いかもしれませんが、
混んでいる場合はP1駐車場に停めても徒歩で来れる距離感なのでご安心を。
ちなみにP2駐車場はすぐ近くに屋外のこちらの駐車場もありますよ↓
▲屋外のP2駐車場(水郷東大橋を越えてすぐ左手にある)
ではここを後にしたら、モエレ沼公園2つ目の観光スポットを見に行きましょう!
次のスポットはちょっと体力が必要ですよ~(`・ω・´)9
モエレ沼公園の『モエレ山』に登ってみた!
ガラスのピラミッドにほぼ隣接した位置にあるのが、札幌の景色を一望できる『モエレ山』です。
ここから徒歩3分くらいで行けるのでついでに見てきましょう~(*´ω`)
ここの遊歩道も緑が生い茂る季節になると気持ち良さそうです♪
まっすぐ歩き進んでいくと・・・
山頂まで続く階段が一直線!!
この時平日の12時頃ですが、それなりに人もいるみたいですね~。
では登ってみましょう!
おっ?結構緩やかな階段なのかな??
と思いきや・・・
途中からわりと普通の階段になりました(笑)
まぁ気にせずサクサク登っていきますが・・・
3分の1ほど登った辺りで日々の運動不足から若干足にきてます・・・w
眺めも中途半端だなぁ~
ということで再び登っていきます↓
最後はけっこう急!(汗)
この時点で少し息切れを起こしてますが、体力に自信がない方は無理しない方が良いと思います…(;´Д`)
見た目以上にまぁまぁ過酷ですから
そんなわけでハァハァ言いながら登り切った『モエレ山』頂上からの眺めがこちら↓
▲向こう側に手稲山などが一望
景色はいいですが、この時期は茶色っぽさが目立ちますねぇ~(^^;)
【モエレ山の概要】
標高62mのモエレ山は、プレイマウンテン、ガラスのピラミッドと同様に公園全体に対して主要なフォルムを形成するとともに、札幌市北東部唯一の山として地域のランドマークの機能を果たしています。3方向5ルートから山頂へ登ることができ、頂上は公園全体だけでなく、札幌市内全体を見渡す展望台となっています。冬にはスキーやソリ遊びができ、冬季の公園利用の拠点となります。
【公式パンフレットより抜粋】
それにしても、モエレ山の山頂はとにかく
風が強い
このときは身に危険を感じるほどの強風で、帽子やパンフレットなど風に飛ばされそうな物にはくれぐれも注意してください。
足腰でちょっと踏ん張ってないと身体がよろけます(;’∀’)
でもここならモエレ沼公園全体の様子も見渡せますよ♪
▲ガラスのピラミッドも上から確認できる
▲木々に囲まれた『海の噴水』も
せっかくモエレ山に登るならやっぱり夏場の景色も見てみたくなりますね!
そして、モエレ山の中心部分にはこんな丸い蓋みたいなものがあります↓
ここには何が書いてあるかというと、
この三角点は、近代的な地図を作成するため1910年5月(明治43年)に、現在の位置から東方約1kmの地点に設置しました。その後、国、公共団体、民間が行う測量及び地図作成等に利用されてきましたが、2006年11月(平成18年)当地に移動しました。
三角点には地球上の正確な位置(経度・緯度・標高)が付与されており、各種測量や地図作成の基準として利用されています。また、災害時の復興や地殻変動の検出にも利用可能な大変重要な測量標識です。
道内には約16,000点(概ね4kmに1点の割合)の三角点が設置されており、所定の手続きが必要となりますが、どなたでもご利用いただけます。大切にして下さい。平成18年12月
国土地理院
Geographical Survey Insitute
http://www.gsi.go.jp/【抜粋】
難しいことはわかりませんが、ここが地殻変動を検出したり各種測量などに重要な拠点の1つなのだということは何となくわかりました。
「所定の手続きでどなたでもご利用」と書かれていますが、僕らはどう利用すればいいんでしょう…?(笑)
ひと通りモエレ山からの景色を堪能した後、帰りは北側のルートから降りていきました。
手すりもついてますし、ここが一番最短距離で下れるので…(^^;)
これ以外にも上り下りは複数地点が用意されていますので、お好きなところからどうぞ♪
下りはあっという間(笑)
この急な階段を見ていると、中学高校時代の部活の筋トレを思い出しますね~(;´∀`)
この後はシーズン的に閉鎖している観光施設が多かったのでぶらぶら散歩しながら戻りました。
モエレ沼公園その他のギャラリー
その他帰り際にモエレ沼公園を散策した際の写真を載せておきます↓
▲モエレ山から降りた直後の景色
ここの木々をすり抜けると・・・
▲広い野外ステージエリアが表れます
時期になるとここで野外イベントが開かれるんですね。
▲左の山は『プレイマウンテン』/中央は『アクアプラザ』
- プレイマウンテン:高さ30m、モエレ山が厳しい方はこちらの方が楽に登れます
- アクアプラザ:水が噴き出し、夏場には足を浸して涼むこともできます
さすがにプレイマウンテンには登りませんでした(;’∀’)
(もう体力が・・・)
モエレ山の周囲をぐるっと回り、ようやくガラスのピラミッドのふもとまで戻ってこれました。
今日はこれにてモエレ沼公園の観光は終了!!
楽しかったけど疲れた~~(;´Д`)
モエレ沼公園のアクセス情報
施設名 | モエレ沼公園 |
住所 | 北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1 |
電話番号 | 011-790-1231 |
開園時間 | 7:00~22:00 ※入園は21:00まで |
休園日 | なし ※各施設は定休日有り |
入場料 | 無料 |
駐車料 | 無料 |
運営者 | 公益財団法人札幌市公園緑化協会 モエレ沼黒鉛管理事務所 |
P1、P2駐車場に車を停めたい方は「三角点通」を直進すると左手にモエレ沼公園の看板が出てきます。
P4駐車場に車を停めたい場合は、国道112号線を真っすぐ進んでくるとわかりやすいかと思います。いずれのルートでも近くなると案内板が出てきますので迷わずたどり着けますよ♪
モエレ沼公園を最大限楽しむなら『夏』!
今回はモエレ沼公園へ遊びに行った時の様子をご紹介しました。
時期的には4月上旬ということもあり閉鎖・営業休止している施設も多かったですが、シーズン中である夏前後に行くともっとモエレ沼公園の魅力を体感できるはずです。
札幌の街中とは違い、ここでは自然を思う存分楽しむことができるので、興味がある方は是非一度訪れてみてください。
他にも今回はご紹介できなかった『モエレビーチ』や『サクラの森』、『テトラマウンド』など、モエレ沼公園にはまだまだ観光スポットが目白押しですよ~♪
入園料・駐車料は無料ですし、家族旅行や恋人とのデートにもうってつけなので、ドライブのついでにちょっと寄ってみるのも良いですね(*´ω`)
また訪れた際にはその時の様子をブログに更新していこうと思います。
【参考リンク】
・モエレ沼公園-イサムノグチ設計|公式ホームページ
はじめまして^-^ランキングから来ました!!
ガラスのピラミッド、興味がありますね^-^
いつか、北海道旅行に行ったときには
行ってみたいですね!!
ヒロポンさん
コメントありがとうございます!
ガラスのピラミッドは実際に見てみると迫力があって凄いです。
モエレ沼公園全体が一つの自然施設になってるので、
機会があれば是非訪れてみてください!