旭川の夜に一杯飲みたいという時、連日多くの地元客や観光客で賑わっているのが「独酌 三四郎」という老舗の居酒屋です。
繁華街から少し離れた人通りの少ない場所にひっそりと佇み、独酌という名の通り一人飲みにもふさわしい昭和情緒あふれる渋い空間となっています。
また、「孤独のグルメ」という人気ドラマで旭川の「独酌 三四郎」が舞台になったこともあり、その知名度と人気は地元のみならず一気に全国区となりました。
実際に行ってみると、ドラマの中でも大絶賛されていた「新子やき」が絶品!他にも女将さんの手作り料理やその家庭的な味にすっかり胃袋を掴まれてしまいました・・・。
今回はそんな「独酌 三四郎」の魅力についてご紹介するとともに、店内の様子、メニュー、店舗の概要などを詳しくまとめていこうと思います。
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独酌 三四郎 営業時間・定休日
独酌 三四郎 営業時間・定休日
- 営業時間:17:00~22:30(LO22:00)
- 定休日:日曜日、祝日、年末年始
(注)執筆時点の情報につき、お店の都合で変更となっている場合もあります。夜は多くの客で賑わうため、事前に予約していくことをおすすめします。
独酌 三四郎 店舗場所・電話番号
「独酌 三四郎」の店舗の場所と電話番号はこちらをご参照ください。
独酌 三四郎 店舗場所・電話番号
- 住所:〒070-0032 北海道旭川市2条通5丁目左7
- 電話番号:0166-22-6751
- アクセス:Googleマップで見る
旭川駅前の通りには多くの飲み屋が固まっていますが、「三四郎」は中心部からやや離れた場所にあります。
旭川駅からだと徒歩15分~20分という立地ですが、観光で訪れる際は近くにビジネスホテルなども多く立ち並んでいますので、「三四郎」に行こうと考えている方は近場の宿を予約するのをおすすめします。
ちなみに店舗併設の駐車場はないのでご注意ください。
外観からは想像できないほど雰囲気の良い店内
「独酌 三四郎」はぱっと見ではなんとなく素通りしてしまいそうな外観ですが、店の中に入ってみると昭和の日本家屋のような趣があります。
割烹着姿の女将さんも味があっていいですね~。
ここのカウンター席は一人客か常連さんにならないと座るのは難しいようで、通常はこの後ろにある小上がりか2階の飲食スペースに通されるみたいです。
「独酌 三四郎」の創業は1946年、昭和21年当時から変わらない老舗の名店です。
地元民からすると気軽に飲める安居酒屋といったものではなく、純粋な酒好きや郷土料理を愛する名士たちが集まる“高級居酒屋”という認識なのだそうです。
温もりのある装飾や商売繁盛を祈る神棚、レトロで懐かしい記憶が蘇る店内。
これは旭川中の飲んべぇが集まるのもわかる気がしますね。
訪問時点でも1階は常に満席状態だったけど、こういう時期じゃなかったら2階までぎっしりお客さんが入るみたい!
独酌 三四郎 メニュー
「独酌 三四郎のメニュー」はこのようになっています。
【肉メニュー】
- 新子やき:950円
- 豚精肉:650円
【魚メニュー】
- うなぎ:大 4600円、小 2300円
- ししゃも:650円
- 身欠きにしん:650円
- 塩さば:650円
- ほっけ:950円
- なんばんエビ塩やき:650円
- たこ串やき:650円
【刺身メニュー】
- まぐろ:1000円
- ホタテ:750円
- ほっき:850円
- たこ:750円
- なんばんえび:750円
- 貝つぶ:1000円
- かにのバラ身:750円
- 数の子:850円
- 季節の〆青さかな:750円
- 刺身盛り合わせ:1500円(1人前)、2000円(2人前)、2500円(3人前)
【酢の物メニュー】
- なまこ酢:750円
- たこ酢:650円
- 貝の酢の物:750円
- 魚貝の酢みそあえ:500円
【その他メニュー】
- かわり豆腐:550円
- やき茄子:650円
- やきにんにく:550円
- 玉子やき:500円
- つけもの:550円
- にしん漬け:550円 その他多数
【めしメニュー】
- おむすび:250円(うめ・かつを)
- 卵かけご飯:400円
- ぶた丼:750円
- うな丼:2400円
- 白飯:150円(並)、200円(大)
【ドリンクメニュー】
- サッポロビール:550円(中)、500円(小)、600円(瓶)
- 焼酎:400円~
- ウィスキー:550円~
- 日本酒:550円~(約25銘柄)
※表示はすべて税込み
※お通しは500円
上記のものは定番メニューですが、この他にも1枚1枚手書きで書かれた特別メニューもあります。
実食!
「独酌 三四郎」ではこのようなメニューを注文してみました。
【お通し】
たかがお通しと侮るなかれ!
これは大豆を酢で和えた女将さんの手作り料理で、1つ食べると止まらなくなる味わいです。酒の肴には最高の一品ですね~!
【玉子やき(500円)】
一見地味で目立たない「玉子やき」ですが、三四郎では少量の生わさびが添えられていて、これがなかなかいい味わいを演出してくれます。
しっかり出汁の効いた甘めの玉子やきにちょこっと乗せるわさび・・・この組み合わせは意外とイケます!
【北海しまえび(750円)】
これも北海道に住んでいる人なら知っている人は多いでしょう。
以前根室市に住んでいた際、尾岱沼で獲れた「北海しまえび」をよく食べていましたが、これは普通のエビとはまったく味わいが異なります。
身厚で噛めば噛むほどえびの旨味が染み出てきて中毒になりますから(笑)
【とうきび茶(400円)】
この「とうきび茶」の味わいには驚きました。
コーン感がすごく濃厚で、市販で飲むとうきび茶の比ではないくらいコーンときます(笑)
・・・メニューに北海道限定と書かれているのはどういうことなんでしょう??
【たこ串やき(650円)】
唐辛子がピリっと効いていて酒に合いますね~!
噛み応えがあるのでこれをゆっくり食べるだけでもどんどんビールが進みます。
【やきにんにく(550円)】
これも酒の肴にぴったり。
やきにんにくってどうしてこんなに旨いんでしょうね~
旭川のソウルフードといえば「新子やき」!
そして、事前に「孤独のグルメ」をチェックして気になっていた「新子やき(950円)」を頼んでみました。
「三四郎」の新子やきは若鶏のやわらかい肉を創業以来変わらない「自家製のタレ」につけて味わう旭川のソウルフードです。
注文を受けると大将がその場でじっくりと炭火焼きにしてくれて、焼き上がり直後に自家製タレの中へどぼん!
細部にまでしっかりとタレが染みわたって風味が抜群にいい!
この新子やきのタレを使った「豚精肉(650円)」もなかなか旨いですよ。
新子やきとそのタレを使った豚精肉だけで、あまりの旨さにご飯を2杯も食べてしまいました(笑)
ちなみに新子やきのタレが気に入った人は、ご飯をおかわりする際にタレをかけて「タレごはん」にしてもらうこともできるようですね。
▲孤独のグルメ「タレごはん」を見つめる五郎
ちなみに三四郎のタレではありませんが、自宅でも「新子やき」を楽しみたいという方はこちらがおすすめです。
独酌 三四郎 地図・アクセス
店名 | 独酌 三四郎 |
---|---|
住所 | 〒070-0032 北海道旭川市2条通5丁目左7 |
電話番号 | 0166-22-6751 |
営業時間 | 17:00~22:30(LO22:00) |
定休日 | 日曜日、祝日、年末年始 |
最後にひと言
一度目からすっかり三四郎の味と魅力にハマってしまいました(笑)特に旭川名物の「新子やき」はここに来たら必ず食べたい一品です!
旭川に住んでたら毎週ここに来てもいいくらいなんだけどなぁ~二人飲みでお会計1万円超えちゃいましたけど…(^^;
三四郎のリアルな雰囲気を知りたいという方は、僕も事前にチェックして訪れる決め手になった「孤独のグルメ 旭川出張編」を鑑賞してみてください。
U-NEXTで観れば初月31日間は無料なので、ある程度観たら解約してもOKみたいです!
【参考リンク】
→U-NEXTで「独酌三四郎」の回を見てみる
※「真冬の北海道 旭川出張スペシャル」と検索すると出てきます